技工材料
JDSコバルトボンド

歯科メタルセラミック修復用金属材料
さまざまな歯科用陶材と相性が良く、コストパフォーマンスに優れた陶材焼付用コバルトクロム合金です。
- 適合性に優れ、ほとんどの症例に使用可能!
- 強固な不動態被膜の形成により、金属イオンの溶出量が少なく、生体適合性試験もクリアしています。
※伊・ブレシア大学において実施された試験にもとづく。 - 密度は8.4g/cm3と、従来のプレシャスセミプレシャス系合金比の約半分なので、補綴装置などの軽量化にもつながります。
物理機械的性質表
項目 | データ |
---|---|
伸び | 2.4%以上 |
熱膨張係数 | 14.1 ×10-6 K-1 (25-500℃) |
14.5 ×10-6 K-1 (25-600℃) | |
ビッカーズ硬さ | 324 HV10 |
密度 | 8.4 g/cm3 |
弾性率 | 194 GPa |
引張り強度 | 659 MPa |
耐力 | 475 MPa |
固相点・液相点 | 1253-1304℃ |
7日間浸漬試験における 金属イオン溶出量 |
0.8 μg/cm2 |
製品仕様
成分・分量 | 包装 | 価格 |
---|---|---|
コバルト63%、クロム28%、ニオブ4%、 タングステン3%、その他2%(モリブテン、シリコン、鉄) |
250g | ¥22,000 |
1,000g | ¥78,000 |
※価格は希望医院価格です(価格に消費税は含まれておりません)。
- 一般的名称歯科メタルセラミック修復用金属材料
- 医療機器分類指定管理医療機器
- 認証番号228AABZX00073000
Q&A
- Q1
- 使用するろう材は何ですか?
- A1
- 歯科用コバルト・クロム系合金ろうを使用します。
- Q2
- 合金の溶解と鋳造には何を使いますか?
- A2
- 高周波鋳造器または、都市ガス、プロパンガスに酸素を組み合わせてバーナーで溶解します。高周波鋳造器を使用する場合は、その鋳造器の使用説明書に従って鋳造します。
- Q3
- 埋没材は何を使いますか?
- A3
- りん酸塩系埋没材を所定の方法で使用して埋没します。